一年半後にワーホリで台湾に行くことにした。以前から台湾へのワーホリという選択肢はないわけではなかったけど、決して本気では考えていなかった。それが先日、「あぁ、台湾に行かないといけないな」とふと思い立ってしまって、それはあっという間に規定事項の予定へと変わった。別に台湾に行かなければならない理由なんていうものはなくて、しかし、今の自分には障害物もないわけで。31歳の誕生日を迎える直前に最後のワーホリに旅立つことになる(今の予定が変わらなければ)。これはいわゆる「ギリホリ(ギリギリで行くワーホリ)」というやつだ。
元々ぼんやりとカナダにワーホリで行けたらいいなと思っていた。ただいまいち自分の中で決め手に欠けたというか、結局、それを実行に移すに足る理由もモチベーションは自分にはなかった。学生時代に抱いていた、漠然とした欧米社会への憧れの残滓が残っていただけなのかもしれない。
台湾にワーホリで行くにあたって、言語の問題は大きい。今、公用語の台湾中国語(台湾華語)の勉強を一から始めている。あと一年半、結構しっかり勉強しないといけないみたいだ。
あとは、願わくば出発までに個人でリモートの仕事を確保しておければいいと思う。台湾で働いてみたいと思うけど、現地での仕事探しがうまくいかなくてもしばらくはやっていけるという余裕が持てれば理想的だ。これまで、業務委託を受けて個人で仕事をしていた時期もあるが、それは個人的なツテで得た仕事が主だったし、個人的に営業をかけて仕事を取った経験というのはほとんどない。元々自分をアピールしたり売り込んだりのが極端に苦手だったし、積極的にお金を稼ごうとしてこなかったが、今後はそういうことにも挑戦した方がいいのだろうと思う。うまくやれそう気はあまりしないが、やはり何かを手に入れたいと思うならそれなりの努力はしなければならないだろう。
本当に唐突に「来年末に台湾に行く」とか言い出したので、周りの人たちを驚かせてしまったと思う。自分自身急に決めたことなので、あまり正当な理屈をつけて説明できないのだが、何だか今は無性に台湾に行きたいし、それが自分にとっていいことなんだと思う。直感的に、これは正しい決断だと思う。そう思えているから大丈夫なはず。ここ数年、いまいち人生の方向性を定められずに彷徨っていたが、一旦の目的地を見つけることができ、何だか心に気力がみなぎる。元々不安症の僕だが、たとえそれが短い期間だけだとしても、鈍感になって旅に出ることにする。不安を感じるのは実に人間らしい資質だが、鈍感さも実にかけがえのない美徳の一つである。