何だか10月は疲労に塗れたまま過ぎていってしまった。
1人で休む時間をうまく取れず、思い悩むことばかり増やしてしまい、久しぶりに心身ともにパンクしそうな状態になった。
僕はどういう見地からしても「強い」人間ではないので、色々なストレスからうまく距離を取っていくマネジメントをうまくやらないと容易に潰れてしまうのだが、そういうことがうまくできなかった。
仕事はやはりストレスの中心だ。
内心全く同意できない、納得いかない決定であっても、上司が下したものであれば従わなければならない。
会社とはそういうもので、会社員とはそういうことを受け入れて働くものだ。
頭では分かっていても、感情が追いついていなかった。
「嫌だ」なんて言うことはできないが、「嫌だ」という気持ちを自分が抱いている事実を僕はなかったことにしてしまった。
1か月以上そういう状態を続けた結果、それは無視できないくらい大きなひっかかりになって僕の心を苦しめるようになった。
まぁ、どうしようもなく、時間をかけて受け入れていくしかないものだ。ため息。
そして最近は寂しさをよく感じる。
具体的に何がどう寂しいのかは書かない(恥ずかしいし、単にうまく整理できないのもある)が・・・。
急に寒くなったのもあるのだろう。
冷えたつむじ風が吹いて心の隙間を通過する度に心が痛むのを感じる。
これもまた、どうしようもなく、時間をかけて平気になっていくしかない。
11月は何とか疲労から回復し、諸々の悩み事をうまく解きほぐしていきたいものだ。
昨日、久しぶりに自分に義務を設けず過ごした。
気になっていた小説を読み始め、一日かけて読了した。
文学少年だった10代の頃に戻ったような気がして、何とも言えない満足感があった。
ずいぶん長く忘れていたけど、元々僕はこういう一日の過ごし方を愛していたんだ、と思った。
こんな時間を今月は多めに過ごしたいと思う。
- 2, 11, 2025
少し前から恋をしていて、気分は大きく上がったり下がったりを繰り返していて、そんな自分に呆れている。
でもまぁ、そんなにしょっちゅうあることでもないのだし、むしろ人を好きになること自体は喜ばしいことだろう、ということで激しく乱れる情緒をそのまま放任している。
これくらいの歳になると、恋をするにせよもう少し落ち着いた気持ちでするもんだと思ってたけど、実際は学生の頃なんかと全然変わらずで、それは僕がまるで成長していないのか、あるいは何歳になっても人を好きになるというのは変わらず楽しくて嬉しいことなのだという証明なのか。
何とか来週二人で合う予定を立てるところまでは漕ぎ着けることができた。
それで舞い上がったものの、いやこれから自分を好きになってもらうための果てしない(ように見える)道をゆかなければならないのだという事実に押しつぶされそうになったり。
30歳の男が、片思いをして舞い上がり、胸が苦しくなったり一喜一憂したりすることは、もしかして恥ずかしいことなのだろうか。
同世代の友人が昔から少なくて、あんまり「普通」の人の感覚みたいなのがよく分からない。
まぁ知らぬが仏というやつかもしれないと思う。
⚪︎⚪︎歳だからこうせねば、あるいはこうしてはいけない、とか、そういう固定観念はそもそも知らない方がいいことも往々にしてある。
今、こんな自分はとってもキモいのかもしれないと思っているが、まぁ、もうそれは仕方ないと思うことにして諦めてみる。
ただ一つだけ守りたいこと、それは、自分にとって大切な人に嫌な思いをさせたり、苦しめたりしてはならない、ということで、それ以外のことは割とどうでもいいと感じている。
あぁ恋の力ってすごい。
一番大事だった自分のことが、そんなに大事じゃなくなる。
- 24, 7, 2025